姫遊び
王棋(おうぎ、ローマ字:Ōgi)は、より短くダイナミックな対局を目指した将棋の変種です。
王棋という名前は文字通り王のゲーム
を意味しますが、姫遊び(ひめあそび)としても知られています。
この別名は、La Genèse de l'Enchanteresseの主人公に由来しています。
この二つの呼び名は、ゲームにおいて姫が王と並んで戦略の中心的役割を担っているという特徴を反映しています。
初期配置
従来の将棋との違い
王棋は、持ち駒の打ち込みと成りのシステムなど、伝統的な将棋の基本原理を受け継いでいますが、以下の点で異なります。
- 盤面のサイズ
- 従来の9×9の将棋盤ではなく、8×8の64マスで行われます。
- 駒の構成
-
- 金将、銀将、香車は除外されています。
- 各陣営には飛車と角行が2枚ずつあります(将棋では各1枚)。
- 桂馬は、西洋チェスのナイトのように前後左右8方向へ跳べる
騎行
に置き換えられています。 - 新しい駒
姫
が導入されています。姫は角行と騎行の動きを併せ持ちます。
- 成り
- 成りを持つ駒は歩兵のみで、成るとと金になります。と金は、除外された金将の動きを受け継ぎます。成りの領域は最終段だけに縮小され、そこでの成りは強制かつ自動です。
- 二マス前進
- まだ一度も動いていない歩兵は、一手で二マス前進できます。西洋チェスからの借用ですが、歩兵は正面の駒しか取れないため、アンパッサンはありません。
- キャスリング
- 王将は、どちらの飛車とも西洋チェスとまったく同じようにキャスリングできます。王将をまだ動いていない飛車の方向へ二マス動かし、飛車は王将が通過したマスに置かれます。持ち駒から打たれた飛車は元のマスを離れているため、キャスリングには使えません。
- 終局
- ステイルメイト(手詰まり)と同一局面の三回出現は、チェスと同様に引き分けです — 将棋では手詰まりは負けとなり、千日手の成立には四回を要します。50手ルールも適用されます。